歩行、食事、入浴、おトイレ、睡眠、または何気ない日常生活に至るまで、介護というものは必要になってきます。
総務省統計局の調べでは、2019年の日本の総人口は前年に比べて26万人減少している一方で、65歳以上の高齢者人口は、前年に比べ32万人増加し3588万人となり、過去最多を記録しているそうです。
そのように考えると今後も高齢者の割合が増えていくのが自然で、そこへのケアもとても大事になってきます。家族の人、知り合いの人が介護をする際はそのひとつひとつを丁寧に、そして想像以上の力仕事を覚悟してやらなければいけません。
そういう方々に少しでも役立つ用品を数多く知ってもらいたいと思い、このサイトを立ち上げました。
このサイトがきっかけで介護の負担の軽減、時間の節約でできてくださるとうれしいです♪
では、介護用品にはどのようなものがあるのか。まずはざっくりと説明していこうと思います。
歩行の時の介護用品
高齢者の歩行を助ける介護用品には『歩行器』『歩行車』『歩行補助杖』があり、そこに体重の一部を預けることで、足にかかる負担を減らしてくれます。
ご高齢になると運動神経や反応速度が低下しふらつきがちになってしまいますが、これらがあることでバランスを安定させてくれます。
歩行器
歩行車
歩行補助杖
食事の時の介護用品
食事の補助をする際、ご高齢者が思うように口が動かせず食べ物などをこぼしてしまうことがあります。その時でも着ている洋服が汚れないようにするため、食事用の『エプロン』があった方がいいでしょう。
エプロン
入浴の時の介護用品
入浴は衣類が無く、さらに水で滑りやすくなるので非常に慎重に対応する必要があります。そのため介護用品も多く、『入浴用椅子』『浴槽用手すり』『浴槽内椅子』『入浴台』『すのこ』といったように、色々な場所に設置する必要があります。
入浴用椅子
浴槽内手すり
浴槽内椅子
入浴台
すのこ(マット)
おトイレの時の介護用品
室内での時と同じく、おトイレでも立った状態から座るという行動を取ります。となるとバランスが不安定になりますので、転倒を防止するためにも『トイレ用手すり』が必要になってきます。
トイレ用手すり
睡眠の時の介護用品
睡眠の時には立った状態からベッドに座る、そして横になる。起きる際にはその逆の動きが必要になり、かなりの運動量になります。そこを補助する意味でも『介護ベッド』そして安心して眠れるように『介護用パンツ』はあった方がいいかと思います。
介護ベッド
介護用パンツ
介護に役立つ介護用品まとめ
一言で介護用品と言っても本当に色々な種類のものがあります。
もちろん「絶対にこれがいい!」というものは無く、高齢者のからだの状態やお住いの間取りなども考えた選び方が必要です。
今回はそれぞれの介護用品について紹介し、また役割やどのような物かを知ってもらうためにおすすめの用品も載せてみました。
各項目についてまだまだ細かくお伝えできる点はあるので、その部分はこれからどんどん紹介していこうと思います。