高齢者の場合、運動機能の低下とともにもちろん噛む力というのも低下してきます。そうなると介護者が食事介助を行うことになるのですが、今回はその時使用するのに便利なエプロンを紹介していこうと思います。
ここでいうエプロンとは、介護者が身につけるものではなく、要介護者がつける物のことを指しています。
介護用のエプロンをつけるメリット
ご高齢の方が食事をする時、嚙む力ももちろんですが、お箸やスプーンを持つ力、さらには食べ物をすくってから口まで持ってくる力もどうしても低下しています。そのため、意図せずこぼしてしまいそれに気付かず、洋服やからだをよごしてしまうことがあります。
これは気を付けようにも無意識な以上どうしようもないのですが、そんな時にエプロンがあればよごさずに食事を行うことができます。
おすすめの介護用エプロン
では具体的にどのようなエプロンをつければいいのか。いくつか紹介していきます。
ポケット付きエプロン
エプロンの下の部分にポケットが付いたエプロンです。この部分があることで食べ物をこぼしてしまっても受け皿となってくれて、床に落としたり洋服をよごしてしまったりということを防ぐことができます。
テーブルに敷くエプロン
こちらは食器などの下に敷くという、特殊な形のエプロンです。こうすることで、お箸やスプーンで食べ物を口まで運ぶ時でも、床などにこぼしてしまう心配が無くなります。
ハビナース すべらないエプロン ひまわり
食事の時に要介護者につけるおすすめのエプロンまとめ
介護用のエプロンは介護に必須のものという訳ではありませんが、食事の際の大きな助けになってくれることは確かです。ご高齢者の中には付けること自体に抵抗がある方もいるかもしれませんが、付けることによって洋服のよごれ、床のよごれをしっかりと防止することができるので、その辺りの理解も得たうえで使用していきたいですね。